メガネの春田静岡駅前店の春田です。
今回は屈折率についてご案内します。
この屈折率ですが、メガネ店にとってはレンズの厚みを決める重要な数値です。
プラスチックレンズの場合、屈折率は1.5から1.76まであり、数値が高くなるほど光を大きく曲げるため、レンズを薄くすることができます。しかしレンズの屈折率を高めるにはいろいろと混ぜる必要があるらしく、レンズは比重は大きくなります。
今回は屈折率についてご案内します。
この屈折率ですが、メガネ店にとってはレンズの厚みを決める重要な数値です。
プラスチックレンズの場合、屈折率は1.5から1.76まであり、数値が高くなるほど光を大きく曲げるため、レンズを薄くすることができます。しかしレンズの屈折率を高めるにはいろいろと混ぜる必要があるらしく、レンズは比重は大きくなります。
一般的に使われるプラスチックレンズは屈折率1.60の素材ですが、世界最薄のもので1.76まであります。
ガラスレンズはプラスチックレンズよりもさらに屈折率が高いものがあり、もっとも薄いもので屈折率1.9というものがあります。
レンズが薄くなるなら屈折率が高いものを選んだほうがいいんじゃないの?
残念ながらすべての人に高い屈折率のレンズがおススメというわけではありません。
ガラスレンズはプラスチックレンズよりもさらに屈折率が高いものがあり、もっとも薄いもので屈折率1.9というものがあります。
レンズが薄くなるなら屈折率が高いものを選んだほうがいいんじゃないの?
残念ながらすべての人に高い屈折率のレンズがおススメというわけではありません。
屈折率が高くなるほど光を曲げる力が強くなります。それは現状のメガネレンズではアッベ数が小さくなることを意味します。
アッベ数の数値が低くなるほどレンズ周辺部の色収差が大きくなり、メガネを掛けたときに違和感を感じさせる原因にもなります。簡単に言うとメガネを掛けるとレンズの周辺の視界がすっきり見えずに滲んで見えて視野が狭く感じます。
度数が強く、横の厚みが気になるのであれば、それでも屈折率の高いレンズを選択する価値があります。しかしそれほど度数が強くない方の場合、たいして厚みが薄くならない場合が多いので高額な屈折率の高いレンズを選択するメリットがないと言えます。
中には屈折率を高くするとレンズが薄くなり軽くなりますよ~と説明するところがありますが、上でも述べましたが、屈折率を高くするとレンズの比重も大きくなります。つまり重さはほとんど変わることはありませんのでご注意ください。
もう一つ、利用するフレームに合わせて作ることが大切です。縁なしやレンズに溝を掘り糸で吊るすナイロールフレームは屈折率1.5や1.7以上だと割れる可能性があります。メガネを受け取った後に使っていたらいつの間にか割れてしまったということもあり得ますので注意してください。
今ではiPadなどで事前に屈折率別にレンズの厚みがどれくらいになるか事前にわかるようになっていますので、気になる場合はどんどんスタッフに聞いてください。
メガネのレンズは値段が安ければいい、高ければ良いものというわけではありませんので、掛けやすくて見やすいレンズ・メガネを選択してくれるお店をおススメします。